唐十郎の演劇を愛する者ならば、その核に子供の「フラジリティ(壊れやすさ)」というようなものが潜んでいることに同意してくれるだろう。唐の演劇は肛門期を脱するか脱しないかの時期の子供だけが持っている震えるような感受性を呼び覚まし、そこに強く訴えかけてくる。