公演情報

新国立劇場

劇団唐ゼミ・新国立劇場日替わり公演
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            『黒いチューリップ』

            『盲導犬』

                  2005年9月27日(火)〜10月9日(日)  (*10月3日(月)は公演がありません
                  日替わり公演予定

※小っちゃ長屋に集まれ!※
※気鋭の新人中野敦之が唐十郎作品をひっさげ新国立劇場に登場※


1960年代アングラ演劇を代表する唐十郎。「劇団状況劇場』時代の名作二本が、新国立劇場THE LOFT空間に登場します。演出には唐十郎七年半に及ぶ横浜国立大学教授生活から生まれた「劇団唐ゼミ★」のリーダー兼演出家である中野敦之があたり、作品本来の魂と輝きを継承する若いエネルギーが21世紀版唐演劇を誕生させます。今回は、「黒いチューリップ」のために、唐・中野によるオーディションが行われました。新しいメンバーも加わり、「劇団唐ゼミ★」は新国立劇場THE LOFTを縦横無尽に駆け巡り、これまでと違った劇空間を提示します。現在も絶大な人気を保ち続ける紅テント公演に対し、小劇場を使った異色の唐作品が生まれる瞬間は、多くの演劇ファンの注目を集めることでしょう。ご期待ください。




『黒いチューリップ』
kuro_p.jpg(唐ゼミ第八回公演『黒いチューリップ』ポスターより)

83年、渋谷の西武劇場(現パルコ劇場)にて蜷川幸雄演出により、季礼仙(現季麗仙)、柄本明の主演で上演された。81年に同劇場にて上演された同じ唐十郎作・蜷川幸雄演出による『下谷万年町物語』の大成功を受けて書かれたこの作品は、前作同様、大群衆やパチンコ台100台からなる大掛かりなセットによる大スペクタルを繰り広げて観客を魅了した。 一方、黒いチィーリップはというといわば幻の花に魅せられることによって、自ら世間との関わりを拒絶した情勢を登場させるなど、引きこもり状態に陥っていく人間の暗闇を描いた、非常に今日的なテーマに深く切り込んだ作品でもある。


<あらすじ>
 騒音鳴り響くパチンコ店に、売れない声帯模写芸人エコーがやってきた。彼は営業先で拾った十万円を落とし主に返すべく、そのお金を包んだ封筒を頼りにやってきたのだ。  落とし主を捜すうち、エイコーはそのお店のパチンコ台の中でも一際異彩を放つ台、その台の”黒いチューリップ”に恋してしまう。すると台の裏から現れたのは、落とし主である女、ケイコ。  彼女にとって、落とした十万円は、タクシーの無賃乗車をはたらいて牢に入れられた姉ノブコを釈放してもらうための、大切な金だった。  昔凍傷沙汰を起こして刑務所につながれた姉ノブコ。彼女は一度出所したにもかかわらず、すぐさまタクシーの無賃乗車を犯して牢獄に舞い戻ってしまっていたのだ。  ノブコはなぜ陽の光と春を恐れて自ら刑務所へと戻ってしまったのか。そして、彼女が大切に育てていたいと言う”黒いチューリップ”とは。  姉が託した一鉢に、いま黒い花弁が実を結ぶ!





 『盲導犬』
moudou_p.jpg(唐ゼミ第七回公演『盲導犬』ポスターより)

73年、アートシアター新宿文化にて上演。澁澤龍彦の短編小説『犬狼都市』に登場するアメリカ狼コヨーテ「ファキイル」に想を得て執筆された。蜷川幸雄、清水邦夫、石橋蓮司、蟹江敬三らを中心とする演劇集団「櫻社」の以来を受けて執筆した戯曲。早稲田小劇場に書き下ろした『少女仮面』に次いで、他集団に書き下ろした二作目の作品でもある。  89年日生劇場にて、蜷川幸雄演出で、木村拓哉、桃井かおり、財津一郎などにより上演されている。なお、桃井かおりは73年のの初演時も出演した。97年には新宿梁山泊(金守珍演出)により。東京・大阪・ソウルにて上演されている。  今回、ヒロイン奥尻銀杏役を、「劇団唐ゼミ★」の看板女優、椎野裕美子と禿恵のWキャストで上演する。

<あらすじ>

新宿に群れをなすコインロッカーの前。盲導犬「ファキイル」とはぐれてしまった盲人「影破里夫」は、毎日コインロッカーに通ってくる女「奥尻銀杏」に出会う。銀杏は三年前、今は亡き夫によってロッカーの330(ミサオ)番に、かつての恋人との思い出を封印された女だった。
 駅にたむろするフーテン少年とともに破里夫は伝説の「不服従の犬」だという「ファキイル」を探し求め、昔の恋人「タダハル」に再会した銀杏は亡き夫の束縛を断ち切ろうとする。
 そんな彼らの前に、タイのバンコックで死んだはずの夫が、盲導犬学校の教師としてあらわれるが……。





<公演日程>
9/27 9/28 9/29 9/30 10/1 10/2 10/3 10/4 10/5 10/6 10/7 10/8 10/9
13:00 ★2:00
19:00
★…黒いチューリップ  ○…盲導犬(禿バージョン)  ●…盲導犬(椎野バージョン)




前売開始:2005年8月27日10:00〜
料金(税込);全席指定3,150円
ご予約:新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 http://www.nntt.jac.go.jp
チケット取り扱い:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、東急観光ほか。



Z席1,500円 
公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗にて販売。電話予約不可。

当日学生割引券 
公演当日残席がある場合、Z席を除く全ての席種について学生に限り50%割り引きにて販売。電話予約不可。

※新国立劇場では、高齢者割引、障害者割引、学生割引、ファミリー割引など各種の割引サービスを用意しています。(詳しくはボックスオフィスまで)




            作・監修/唐十郎
            演出/中野敦之
            舞台監督/鳥山昌克
            舞台美術/久保井研

            芸術監督/栗山民也
            主催/新国立劇場




キャスト/
            椎野裕美子
            禿恵
            新堀航
            前田裕己
            安達俊信
            渡辺幸作
            古川望
            土岐泰章
            杉山雄樹
            小川尊
            伊東しげ乃
            斉藤亮介
            田村団
            伊吹卓光
            小林佑基
            関緑
            山崎雄太
            松田尚之


            小野里美
            堀内大助
            石川智美
            大谷唯史
            菊池弥子
            小島真樹
            児玉僚助
            斉藤晶允
            柴崎めぐみ
            住吉五月
            辻沢綾香
            西田梨枝子
            仁科友希
            松下浩
            望月千廣
            山本葉子